
合同会社ビーバー
宮城県、第22期
事業概要
本事業は、三陸の森と海の⽂化から着想した軽⾞両(⼈⼒⾞・⾺⾞等)の商品開発・販売/賃貸を通して、地産地創により地域資源の循環に貢献し、森林環境に寄与するものである。そして、新しく何かを始めようと考えている⽅(以下起業家)へ低コストなハードソリューションを提供・スモールスタートを促進し、信頼で繋がる経済圏を創出する。さらに、モバイル性が⾼い⾞両の利点を活かした仮設的な商業利⽤も想定している。⼈⼝が減り、空き地が⽬⽴ったりコミュニティが気薄化する中で、本事業を起点にコミュニティ醸成や経済活動を 促し、⼈も⾃然もあらゆる資源が循環する『森⾥海ひといのちめぐるまち』実現を推進する。
事業の理念、創業の志など

代表 ⽻根⽥ 将宏 氏
・地産地創の⾃然に還る建築
FSC認証の杉材を中⼼とした⾃然素材を積極的に活⽤し、サスティナビリティに⽋けた材料を使わずに創られた、⼦どもたちも安⼼して過ごせる空間創り
・セミオーダーメイド
道路運送⾞両法上の基準の中で、デザインやプロセスをその⾵⼟やクライアントに合わせて創る。
・信頼で繋がる経済圏を共に創る
チャレンジで溢れる環境創出のために、起業家達のスモールスタートを促進するサブスプリクション等のサービスを提供していく
・リユース・リデザインの低コスト化
スクラップ&ビルドを減らし、より有効活⽤される仕組みを創る
組織情報
法人名 |
合同会社ビーバー |
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住所 |
宮城県本吉郡南三陸町志津川字南町207-4 |
https://www.facebook.com/masahiro.haneda.50 |
その他の情報

八巻 眞由 さま
まずは融資金の完済、おめでとうございます。お疲れ様でした。

小関 直 さま
羽根田さんが南三陸町に移住し活動を開始した頃からの関係でしたので、南三陸町で着実なステップを踏んでいる姿を見ることができて嬉しいです。融資の完済もおめでとうございます!こういったひとつひとつの積み重ねが事業を育ててくれると思いますので、まずは労いたいと思います!
思い返すと一番最初は人力車や馬車の製造基準に準じて、木造のモバイルハウス「シダーハット」の製造から活動を開始し、そこからより自由に運べるようなプロダクトを目指して、車両型のモバイルハウスやキッチンカーの商品開発へと移行していった柔軟性や先見性にこれまで注目していました。さらに、移住後の様々な活動を通して多様な人をだんだんと巻き込み、法人化を経て、多くの関係性の中で事業開発しているところに信頼と共感を覚えます。コロナ渦の中、時代の追い風も受けながら信頼資本財団様からの支援を受けつつ、モバイルハウスやキッチンカーの事業に、親和性のあるソフト事業「移動式商店街」を絡めてハードの販売につなげていく柔軟性の高い姿に、今後の成長性を強く感じます。モバイルハウスやキッチンカーと、移動式商店街を掛け合わす事で、何か始めることのハードルが下がって行き、生き方の選択肢が増えていくきっかけをつくる事に未来を感じています。
製品を納品する過程で悩むことや課題に直面した時に、気軽に相談してもらえる関係を構築できたことが信頼責任者になってよかったことです。今後も素直な姿勢で信頼する仲間を一人でも多くつくり、事業を成長させていってくれることを願っています!今後も引き続き応援していきたいと考えています。頑張って下さい!

さとう りょうき さま
駐車場としか使っていなかったただの原っぱが、小屋があるだけでワクワクする遊び場になる。いつもは静かなシェアオフィスが、コーヒーの香りと人の賑わう声で非日常の”ハレ”の場に変わる。羽根田くんが起こす不思議な場作りは、関わってみるとなにかとても心動くものがある。
人は、喜びも悲しみも分かち合うことが幸せなんだと気付かされる場、なのかもしれない。
それがどうビジネスになるのか? もしくはビジネスというフィールドでどんな場を生んいでいくのか、僕にはまだわかりません。
でも今暮らし方だけではなく、生き方の大きな変化の時代にあって、ワクワクする未来を見せてくれるのは確かです。
少子化や高齢化など、ネガティブな言葉で気が滅入るのではなく、新しく、より本質的なライフスタイルを提案してゆくことは、多くの人に必要なだけではなく、僕達自身も生きることを深く味わうことです。
そんな変化を望む人や街と化学反応が起きてゆくのを僕も楽しみに、関わっていきたいと思います。