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公共交通マーケティング研究会
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公共交通マーケティング研究会

愛知県、つなぎ

事業概要

公共交通マーケティング研究会は、2018年に発起し(一社)日本民営鉄道協会・(公社)日本バス協会・(一社)全国ハイヤー・タクシー連合会・(一社)日本旅客船協会の後援を得て実施してきた。交通事業者・大学等研究者・コンサルタント等からなる約30名の幹事と、有識者10名により2018年12月に発起しスタートアップセミナー(岡山)を開催、2021年4月まで全8回の例会、3回のコロナ緊急フォーラムを開催し、対面に限っても延べで2,000人以上の参加があった。毎回会費徴収とボランティアによる運営で、幹事団が企画・運営を行っていたが、コロナ禍で休止となっていた。コロナ禍で休止したものを再始動する。

事業の理念、創業の志など

代表 加藤博和 氏

 

長年衰退を続けてきた日本の地域公共交通が、多くの方に利用されるようになるためには、路線やダイヤも、PRのしかたも大きく見直す必要があり、そのためにはニーズを把握し、それを満たすサービスを提供するビジネスモデルをつくりあげ、絶えず改善していくマーケティングが必要です。それを関係者が集まり勉強し、 現場で実践し、 結果を出すための「場」 として発起しました。公共交通事業者の皆様、そして事業に関与する皆様が、 「マーケティング」 の発想を取り入れてよりよい公共交通をつくっていく活動をできるように、 ノウハウや取組の情報交換と横展開、そして現場の改善と社会へのインパクト波及を目指します。

組織情報

団体名

公共交通マーケティング研究会

住所

愛知県名古屋市千種区不老町C1-2 651

名古屋大学 環境学研究科 附属持続的共発展教育研究センター 臨床環境学コンサルティングファーム部門地域戦略研究室

ウェブサイト https://trans-market.jimdofree.com/
信頼責任者のご紹介・応援メッセージ

その他の情報

増子貴仁 さま

世界経済の構造が変わったことで、国内の産業は激しく変化し、地域の衰退はさらに厳しくなっています。マーケティングは変化する環境に向き合い、利用者・労働者・地域のニーズをくみ取り、それに適合したサービス・労働環境と気風・公益を生み出す際に必須のスキルです。 事業再生を推進してきた立場から、公共交通がマ―ケティングを活用することで再生されることを願い、本事業を支えてまいります。

山田和昭 さま

本事業を主導される名古屋大学教授加勝博和先生は、長らく地域のくらしの足を守るため、40以上の自治体にて協議会座長などを務め全国を飛び回られています。また、新聞・テレビなどにも多々出演され、公共交通の重要性を訴えられています。本事業は国内の公共交通事業者がマーケティングの知見がなく活用もしていない危機感から、学び場として立ち上げられました。
IT業界から連続して40年近くマーケティングを生業としてきた私は、公共交通がマーケティングを活用すべきと考えるため、本事業を支えていく所存です。

小田部明人 さま

公共交通は“まちづくり”にとって欠くことのできない重要なインフラですが、わが国では独立採算が原則のため、財源を確保することができず事業の継続が困難な事例が発生していますが、一方海外では、鉄道やバスは「公共のサービス」として福祉や教育と同様に国や自治体からの公的な資金が必要に応じて投入されています。
また近年では、従事する運転手不足のためにダイヤの維持が困難となり、減便や路線廃止となる事例が多く発生しています。
このような逆境の中、加藤先生は公共交通を支える人材の育成にも尽力され、「くらしの足を考える全国フォーラム」の立ち上げをはじめ、公共交通プロデューサ・コーデイネータ育成プロジェクト等を主導されています。
私は市民の立場から“交通まちづくりを”推進してきましたが、交通事業者をはじめ関係する人々がマーケティング感覚を磨き、市民から支持され、地域から支えられることで“交通まちづくり”がより進むことを願っており、本事業を支えます。