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NPO法人プラスWe
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大阪府、第23期

事業概要

障害者市民の地域での自立を進めるために、グループホーム等の福祉サービスの提供を、障害当事者や多くの市民及び団体と共に、協働、研究しながら実践し、共生社会を実現することを目的とし、次の事業を行っています。
(1)障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく障害福祉サービス事業(共同生活援助事業)
(2)障害者市民の自立支援を行う団体の運営及び設立への援助
(3)福祉制度に関する調査・研究及び行政・関係機関との協議
(4)その他目的を達成するために必要な事業

事業の理念、創業の志など

代表 細谷 明代 氏

 

当法人は「当事者抜きに当事者のことを決めない」というポリシーを持ち、地域での自立にこだわった福祉サービスを、障害当事者や多くの市民、団体と連携し、協働、研究しながら実践することで、サービスの担い手となりながら、社会への問題提起と課題の解決策を提示し、共生社会の実現を目指しています。

当法人のグループホームは、「入居者が運営に参加できること」「運営に透明性を持たせること」「入居者もサポーターも楽しいと感じられる居場所にすること」を方針として運営しています。

組織情報

法人名

NPO法人プラスWe

住所

大阪府箕面市西小路5丁目4番25号の1

メール pluswe@sage.ocn.ne.jp
信頼責任者のご紹介・応援メッセージ 更新:2021年10月

その他情報

金 志煥 さま

 

 今回、信頼責任者からのメッセージ2回目となりますNPO法人プラスWe(以下、「法人」という。)の顧問をしている金と申します。
さて、今回もコロナ禍の中で、グループホームの運営に尽力されている状況をお話しできればと思います。まず一つは、言うまでもなく新型コロナ感染症対策です。細谷氏は福祉関係の事業所で利用者の感染やクラスターが発生している中で、いち早く感染症対策を利用者目線で実施されており、マスクなど衛生用品の設置から換気対策など利用者が自然に受け入れやすく無理のない対応をされています。最近ではパルスオキシメーターも設置するなど、利用者の少しの状態の変化も見逃すことなく、キャッチアップする体制を敷いています。
 二つ目は5施設を運営する職員数の確保です。どこの福祉関係の事業所でも職員を確保することに苦労されており、人材不足に悩んでいます。利用者のニーズがあっても、お世話する人材がなければ運営できない状況があり、それがコロナ禍でさらに増長され、慢性的な人材不足に拍車をかけています。その中で、法人では比較的職員を安定的に確保しており、最近では常勤職員2名、非常勤職員32名がグループホームで業務を実施しています。これも細谷氏のお人柄と地域に根差した豊富なネットワークを活用しているものと思います。
 三つ目は資金です。細谷氏はグループホームの運営方針として、利用者への還元を第一に考えているため、限られた財源を最大限利用者に向けられています。その財源として市などからの補助金や信頼資本財団からの融資なども活用して、なんとか頑張っておられます。
 こうした利用者本位の運営をするためには、やはり安定的な資金の確保がこれまで以上に重要となります。そうした観点から、顧問としてお役に立つことができればと考えています。

 これからも細谷氏の活動を見守り、微力ながら応援したいと考えています。今後の活躍に期待しています。

新居 良 さま

 

今日は朝から、「けんかした」とか「腰がいたい」とか、「朝食を食べなかった」とか、出勤すると、否定的・愛して表現のオンパレード。勝手な連想ですが、今まで親御さんが受け止めてきたたくさんの想いの洪水。
親元を離れることは、自立への一歩かもしれないけれど、求められているのは、愛情の切断ではないと思います。
親との愛情による呼応の中での自己肯定から、社会との対等な対話の中での自己肯定へ。まずは、深い信頼関係をベースに築きながら、少しずつ重ねていくのだと思います。
グループホームの出発点で、気持ちの高揚からモチベーションを発揮していた時期が過ぎ、今まで家族が担っていたものへの新たな欲求が噴出してくる時期なのかもしれません。
そこでNPO法人プラスWeさんは、様々な面で頼もしい取り組みをすすめていただいています。
制度としての成年後見人制度の学習会にはじまり、グループホーム内での人間関係に丁寧に目をくばり、それぞれの人の話をよく聞き。また、必要なときには、通勤時のサポートにも心を配り、地域の社会資源ともていねいなコンタクトをはかる。
グループホーム利用者のみなさんの人間性へのしっかりとした尊重がベースにあるので、自ずから、みなさんの心にも響くのだと思います。
「自立」への道は、決して、一朝一夕になるものではありませんが、「親」から「地域」へと私たちもNPO法人プラスWeさんと一緒に歩んでいきたいと思います。

しいな やすとも さま

 

「プラスWe」は地域と福祉の支えになる活動となってきています。
事業としての障害者のグループホームも5軒目となり、知的障害ある人たちの人生やその家族にとって大きなファーストステップを担っています。
これは障害福祉制度のなかで、身体的なケアに比べて見守り、支える生活のケアが不充分であること。
また知的障害の方の暮らし方が「親亡き後」を前提になってしまい、ご本人が成人して自分の意志で実家以外の生活を選択していくことが長年、躊躇されてきたこと。
これらは知的障害者の暮らしやどこの地域福祉でも積年の課題でもあります。
20年近く、福祉制度が整備されていない時から箕面で障害者の生活に携わってきた「プラスWe」の職員はこの積年の課題への一つの回答にならないかという思いからここ数年、事業展開をしてきています。
その中で最近浮かび上がってきているのが「家族的に」という部分です。
実家から人生をかけた決断をしてグループホームに入居されます。
その人生をその人らしく。同世代(例えば、一人暮らしの大学生)のように自分の好きなことを失敗しながらも存分に出来る。様々な応援や後ろ支えは支援者がします。
ですが、入居される方にとっては実家のように。支援者とは家族のように接しあいたい。ご家族も家族の代わりとなって接してほしい。
しかしこの「家族的」が入居者本人の生活していく力と反していないか。また小人数とはいえ他にも入居者がいるなかで関係性の確認など、いま運営の再確認にも当たる時期なのかも知れません。
通常の運営におきましては、この新型コロナウイルス感染拡大のなか、予防や職員の定期的なPCR検査など大きな労力や注意を払いながら頑張られています。
また活動としましては、これまでの地域との経過から相談を受けたり、人を繋いだりと福祉サービスだけではない、地域福祉のコーディネーションも徐々に行なわれています。
箕面のなかで決して大きな福祉事業ではないからこそ、制度や人間関係の隙間を埋める役割を「プラスWe」は担っています。