認定特定非営利活動法人キッズドア
東京都、つなぎ
事業概要
2009 年設立以来、日本の子どもの貧困課題の解決に取り組んでいる。
困窮家庭の小学生〜高校生・高校中退した若者を対象に、無料学習会や勉強とともに食事等の生活支援も行う居場所型学習会を、東京とその近郊、及び宮城で展開。
近年はオンライン化により、全国の子どもへの展開を拡大中。
またコロナ禍で困窮する子育て家庭が急増した 2020 年からは「ファミリーサポート」というシステムを作り、登録いただいた全国の困窮子育て家庭を対象に、情報支援や食料・文房具支援、保護者への就労支援も行っている。
事業の理念、創業の志など
代表 渡辺 由美子 氏
■ビジョン すべての子どもが夢や希望を持てる社会へ
■ミッション
➀どんな環境にいる子どもたちにもフェアなチャンスがある社会システムを作ります。
②社会システムの隙間に落ちている子ども達に支援を届けます。
③より大きなチャレンジをしている子どもたちが大きく羽ばたくことを応援します。
④企業、行政、団体、学校、地域、保護者など様々なステイクホルダーを結びつけるプラットフォームになります。
⑤子どもは将来を担う存在であること、その子どもと家庭・地域を包括して支援することの重要性を常に社会に訴えかけます。
組織情報
法人名 |
認定特定非営利活動法人キッズドア |
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住所 |
東京都中央区新川 2-16-10 プライムアーバン新川 2 階 |
ウェブサイト | https://kidsdoor.net/ |
その他の情報
johnnyさま
2023 年度は前年度に比べ、学習会参加の生徒数や高校・大学等への進学者数が増加し、またコロナ禍以降、学習会や居場所の運営に加え力を入れている物資支援で、深刻な物価高騰にあえぐ多くの困窮家庭をサポートしました。
学習支援から始まった団体ではありますが、そのときどきの社会環境の変化に合わせて支援の形を模索する姿勢には強く共感できます。
本年度の AC ジャパン支援キャンペーンに採択されたことも、キッズドアの活動が正しく評価された結果なのではないかと考えています。
今後も困窮家庭の子どもたちを助ける上で必要不可欠な団体であるキッズドアを応援していきたいと思います。
木本 一彰さま
経済の表面的な回復とは裏腹に、日本社会の経済格差は確実に拡大しています。また、日本を支える世界経済も分断が進もうとしています。
こうした中、日本の将来を担う子どもたちに教育の機会を与えることは、我々の世代に課せられた義務だと言っていいと思います。与えられるチャンスは平等であるべきで、その実現を目指すキッズドアの活動を支援することも、我々の使命の一つではないかと感じます。社会の見えない歪みが大きくなればなるほど、声なき声に耳を傾けるキッズドアのような活動が大切なのではないでしょうか。
小安 美和 さま
困窮世帯の子どもの学習支援にとどまらず、食糧支援、そして保護者の(特にひとり親女性)就労支援「わたしみらいプロジェクト」にも真摯に取り組まれています。就労支援については、困難な状況にある保護者の状況に合わせてスタッフの皆様が丁寧な伴走支援をされ、保護者が安心安全に参加できる場づくりをされていることが素晴らしいと思います。
保護者の経済的自立を支援することが、子どもたちの支援につながると信じて、心から応援しております。