
持続可能な流域内循環型社会
「穏豊社会」実現に向けた住民主体のまちづくり
NPO法人泉京・垂井
人、モノ、エネルギーを自給する循環型社会の再構築を目指し、地域らしさをさらに守り伸ばしていくために、垂井町を中心とした西濃圏域、揖斐川流域でのまちづくりを推進します。地域に根差した活動はもちろん、海外ともつながるグローバルな課題の解決に向けた活動に取り組んでいきます。
NPO法人泉京・垂井HP:https://sento-tarui.jimdofree.com
NPO法人泉京・垂井FB:https://www.facebook.com/sento.tarui/
事業内容
団体について
①フェアトレード・地産地消
②あどぼの学校
③SDGs



①フェアトレード・地産地消②アドボカシーを学ぶ「あどぼの学校」③SDGs非営利コンサルティングを通じて、外部との収奪する/されるといった関係性を見直し、食・水・エネルギー・人のつながりを強化することにより、流域単位の循環型社会の再構築を 「穏豊社会」と名付け、揖斐川流域での多彩な活動をつなぎ、紡いでいきます。
具体的な事業や活動の内容
フェアトレード・地産地消の推進



1. 社会的背景
先進国は安い外国産を確保するために「開発途上国」の労働者や出稼ぎ移民に安い賃金や過酷な環境での労働を強いたり、製品や生産物を買い叩いたりしています。一方、「先進国」では生活を支える第1次産業が衰退しており、国内外の小規模農家をはじめとする社会的・経済的に立場の弱い生産者や自然環境が犠牲になっています。
2. 社会的影響
人権や自然環境に配慮して作られたフェアトレード商品を選ぶことは、「開発途上国」の労働者の自立を支援します。地域で生産されたものを地域で消費することもまた、生産者の自立支援や住む町への愛着につながります。フェアトレードや地産地消の推進をまちぐるみで応援するのが、フェアトレードタウン運動です。
3. 事業内容
垂井町での旗艦店として「フェアトレード&地産地消 みずのわ」を運営します。「フェアトレードデイ垂井」実行委員会の事務局を担い、垂井町民へのフェアトレードの普及啓発や地産地消の推進に取り組みます。フェアトレードタウン垂井推進委員会の事務局を務め、垂井町のフェアトレードタウン化を目指しています。
フェアトレード&地産地消 みずのわFB:https://www.facebook.com/mizunowa1004/
フェアトレード&地産地消 みずのわInstagram:
https://www.instagram.com/mizunowa_since2014/
フェアトレードデイ垂井FB:https://www.facebook.com/fairtradeday.tarui/
フェアトレードデイ垂井Instagram:https://www.instagram.com/fairtrade_day_tarui/?hl=ja
フェアトレードデイ垂井実行委員会Twitter:https://twitter.com/taruifairtrade
フェアトレードタウン垂井推進委員会FB:https://www.facebook.com/ftt.tarui/
事業や活動の展望
アドボカシーを学ぶ「あどぼの学校」の全国展開



1.社会的背景
近年、行政による市民活動への介入や圧力、さらにはヘイトスピーチなどに見られる排外主義的な言論や社会の雰囲気によって市民社会スペースの狭隘化が進んでいる。一方、地域や社会の課題をどうにかしたいが動き方がわからない、日々の暮らしの中で社会を動かすために何かできることはないか探している人々がいる。
2.社会的影響
社会的弱者や少数者の声や視点を踏まえながら、地域や世界の課題を解決するための政策や、社会の制度・組織・プロセスを公正・透明・対話型に作り変える提案を行い、市民の側からの社会変革を実現する。このようなアドボカシー活動の担い手を増やすことにより、日本の市民社会の成熟と草の根からの民主主義の発展を目指す。
3. 事業内容
「あどぼの学校」京都では「NGO・NPOと京都市会議員との懇談会」を実施。「あどぼの学校」名古屋では「あどぼの双六」開発を進めている。3地域(京都・岐阜・名古屋)のアドボカシーの背景や特質を学ぶオンライン講座を開講するほか、全国の「あどぼの学校」をつなげた「あどぼのプラットフォーム」の拠点を立ち上げる予定。
あどぼの学校HP:https://www.advo-citizen.org
あどぼの学校FB:https://www.facebook.com/advo.citizen/
ご寄付のご活用内容
ご寄付はSDGs 非営利コンサルティングの事業展開に使わせていただきます



1.社会的背景
私たちの生活は世界の人々に影響を及ぼしている。気候変動、海洋プラスチックごみ、ジェンダー平等などグローバルな課題を解決するには行政、企業、NGO・NPOといった異なる分野のパートナーシップが不可欠である。身近な問題を包括的に、そしてグローバルな問題として考える一つの方法がSDGsである。
2.社会的影響
SDGsの掲げる平和とパートナーシップの実現。SDGsを基盤に行政、企業、教育機関、NGO・NPOといった異なる分野の団体・組織との協働を進める。コンサルティングを通じて、多様なステークホルダーの施策やCSR、事業にSDGsを反映させる。SDGsの担い手を増やし、貧困、紛争、食糧、環境など地球規模の課題解決に取り組む。
3. 事業内容
SDGsの企画、研修、講演、オンライン講座配信などを通じて、SDGsの認知度向上を図り、多様な担い手を育成する。揖斐川流域での持続可能なまちづくりを実践する人々の取り組みを調査する。それらの成果を活かしてNGO・NPOや政府開発援助(ODA)、まちづくりなどの現場で活躍できる人材育成事業を展開する。
事業報告
皆様のご寄付によって活動を継続し、フェアトレードデイ垂井を実施することができました。
1.実施内容
穏やかでやさしい暮らしを提案するフェアトレードショップの運営、フェアトレードデイ垂井実行委員会および、フェアトレードタウン垂井推進委員会の事務局を務め、地域でのフェアトレードの推進を行った。
また、アドボカシーを学び実践する「あどぼの学校」事業では、環境をテーマに「あどぼを紡ぐ研究会」を企画、実施。久しぶりに対面での会合も開き、全国各地域で実践するアドボカシー活動の共有も行った。
SDGs 非営利コンサルティング事業では、引き続き講座や講演のほか、SDGsを組織ビジョンに組み入れるためのコンサルティングや、SDGsを活用した地域の持続可能性調査事業を受託した。
2.事業成果
・フェアトレード推進事業では、県内の大学や垂井町社会福祉協議会と連携し、地域とフェアトレードを発信するオリジナル製品の開発を行ったほか、フェアトレードデイ垂井では、地域の多様なセクターと協力・協働し、活動を広げることができた。
・「あどぼの学校」事業では、3年ぶりに対面での「あどぼのプラットフォーム」会合を実施し、全国各地の活動の共有とネットワーク強化を図ることができた。
・SDGs非営利コンサルティング事業では、 独立行政法人国際協力機構(JICA)と協働で「揖斐川流域で学ぶローカル・ガバナンス(地域のお作法)発見方法」を実施し、地域での活動の蓄積を生かした事業展開ができた。
3.今後の課題
①収益構造の改善:SDGs非営利コンサルティング事業の収入比率を上げて、助成金や委託金が主となっている収益構造を改善する。
②事業受注先の多様化:元々関わりの深かった広義の非営利組織に加え、行政機関や営利組織からの事業受託を目指す。
③寄付の獲得:収益構造改善の一環として寄付金を集める。持続的な活動に必要な社会関係資本であることを説明し、西濃地域の企業や地元の篤志家らに寄付をお願いする。また、地域でSDGsに取組む企業等に対し、フェアトレードデイ垂井の協賛をお願いする。
法人・団体名 |
特定非営利活動法人 泉京・垂井 |
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代表者 |
淺野宏 |
住所 |
〒503-2124 岐阜県不破郡垂井町宮代1794番地の1 |
電話 |
0584-23-3010 |
連絡先 |
info@sento-tarui.org |
URL | https://sento-tarui.jimdofree.com |