
市民の力を結集して、
自立型・循環型の新しい
社会モデルの創造に邁進していきます
特定非営利活動法人ユナイテッド・アース
「心豊かな人物を育める社会」「一人ひとりが幸せを実感できる社会」を実現すべく、海外の貧困地域への自立支援活動の実践。国内における災害時の復興支援、教育機関と連携した次代を担う人材育成事業、自立循環型の「新しい社会モデル」の実現に向け、地方自治体と連動した地方再生事業など、様々な社会問題への取り組みを継続しています。
事業内容
団体について
復興から未来へ!



2011年3月、東日本大震災発生以降、宮城県を中心に震災支援活動を開始し、国内外から集まった延べ4万人以上のボランティアや団体、企業と共働し、一時の支援に終わることなく、長期的な支援を継続しています。その後も国内外で発生した災害において、各地で拠点を構え、「産業復興と雇用の創出」を念頭に起き、家屋清掃などの生活支援は勿論、各地域の基幹産業である農業、漁業などの産業復興支援にも取り組んできました。
具体的な事業や活動の内容
国内災害支援の実施!有事や災害時に復興支援活動を展開!



1.2011年~ 東日本大震災復興支援活動
東日本大震災発生直後から、宮城県南三陸町に活動拠点を構え、復興支援活動を開始。
阪神淡路大震災の経験を活かし、全国から集まった延べ3万5,000人のボランティア、企業の方々と連携し、長期的なビジョンを見据えて活動を展開。現在は宮城県登米市に拠点をかまえて継続的な活動を続けております。
2.2016年 熊本地震 復興支援活動
熊本県阿蘇市に拠点を置き災害復興活動を実施。延べ3500人のボランティアの方々にご参加いただき、甚大な被害を受けた農業と観光業の産業復興といった長期的なビジョンを見据えた活動を展開しました。
被災地スタディプログラムに大手企業や学校などを含む15団体・300人の方々にご参加いただきました。
3. 2018年 西日本豪雨災害 復興支援活動
西日本豪雨災害の復興支援として、愛媛県宇和島市吉田町を拠点に約2か月にわたって災害復興支援活動を実施。延べ1400人のボランティアの方々にご参加いただきました。JAえひめ南や自治体と連携し、土砂崩れで甚大な被害を受けた基幹産業であるみかん果樹園への産業復興を中心とした支援活動を行ってまいりました。
4. その他全国各地の被災地に活動拠点を設け災害復興支援活動を展開
●2015年台風18号災害:被災小学校へ支援金の贈呈
●2017年九州北部豪雨:福岡県朝倉市にて活動(ボランティア延べ700人)
●2018年北海道地震支援:現地NPOへの支援金の贈呈
●2019年台風19号災害:栃木県鹿沼市にて活動(ボランティア延べ500人)
●2020年令和2年7月豪雨:熊本県を中心に物資支援
5. 災害復興メンバーの人材育成
日本では、今後も異常気象や巨大地震などの災害が起こると予測されており、これまでの災害復興支援活動で培った経験を活かし、防災・減災の対策だけでなく、被災直後から復興までの支援活動を組織的に実践できる人材の育成、また平時にはソーシャルイノベーションを実践する人材の育成を目指し、災害復興メンバープログラムを実施しています。(年10回実施 約 100 名受講)
事業や活動の展望
国内にとどまらない!海外の貧困地域への支援を実施



1.カンボジアの現状
カンボジアは、トイレなどの衛生施設の普及率が世界で最も低く、安全な水を手に入れられるのは全人口の約40%、さらに、トイレなどの適切な衛生施設を使用できるのは、たったの17%、農村部においては8%にすぎません。汚水を口にして亡くなる子ども達も後を絶たず、そんな子どもたちの命を救い未来をつくる希望になれるよう活動しています
2.水で救える命がある。カンボジアに井戸設置支援を!
2009年の支援開始から、皆様のご支援で延べ260基以上の井戸をカンボジア国内に設置することができ、約5000人の方へ安全な水を届けることができました。
また、井戸だけでなく、トイレの設置、ゴミ山などの厳しい環境で暮らす子どもたちに、食糧支援やサンダル、長靴、教材などの物資支援も行っています。
3.子供たちが絵本や物語に触れる機会を!カンボジア図書館建設支援
カンボジアでは、ポル・ポト政権時代の「知識は人々の間に格差をもたらす」という思想のため医者・教師・技術者・学生をはじめとする知識のある大人が多く殺害されてしまい、たくさんの書籍が燃やされてしまいました。2014年以降、合計3棟の図書館をコンポンチャム州にある小学校・中学校に建設することができました。
ご寄付のご活用内容
公助の支援では手が届きにくい、スポットがあたらない方々に目を向け、探し出し、必要な支援を届けていきます



1. 国内災害支援
被災地において、今まで培ったユナイテッドアースの良心のネットワークを元に情報をいただきながら、公助の支援では手が届きにくい、スポットがあたらない方々に目を向け、探し出し、必要な支援を届けていくという想いの元活動をさせて頂きました。
2. 海外貧困地域自立支援
カンボジアの農村部の貧困地域にて未だ低い子どもたちの識字率を高め、外の世界へ目を向け未来を描けるよう、学資支援を継続的に実施。
◆継続支援として、井戸・トイレ支援
・貧困地域への井戸・トイレ設置
・カンボジア支援先への支援ツアーなどの実施
3. ひとり親支援
日本の社会問題のひとつでもある「ひとり親世帯」の貧困問題。2020年のコロナウイルス感染症の影響により、失業した・子どもを預けられなくなり働けなくなった・頼れる人もいないなど、ダブルショックを受け、困窮されている方々の支援をしたい!という想いから、この「ひとり親支援プロジェクト」を立ち上げ支援を実施いたしました。
事業報告
皆様のご支援のおかげで多くの方へご支援をお届けすることができました



1. 実施内容
・令和4年台風15号・静岡県静岡市豪雨災害支援活動(2022年9月~11月実施)
・令和4年8月豪雨災害・石川県小松市支援活動(2022年8月~10月実施)
・継続的なカンボジア支援の実施
2. 事業成果
①災害支援
・令和3年7月熱海市伊豆山土石流災害支援活動
・令和3年8月豪雨災害支援活動
・令和4年台風15号・静岡県静岡市豪雨災害支援活動
・令和4年8月豪雨災害・石川県小松市支援活動
⇒物資支援・農業支援の実施
②海外支援:カンボジア支援
・現地小学校図書館へ絵本の追加支援を実施。(100冊)
・自主学習が困難な子どもたちが通うフリースクールへ遊具支援(遊具2台)
・1年間で井戸40基・トイレ3基を新たに建設
【2009年~2022年度までの累計】 井戸262基・トイレ6基の支援を完了
3. 今後の課題
2022年度は今まで継続しておりました海外支援(カンボジア支援)・災害支援の実施をさせて頂きました。こちらには継続して多くのご支援を頂いております。
また、災害支援において特に、令和4年8月の豪雨災害において、大きな被害を受けた場所の1つでもある、石川県小松市を拠点に活動を進めさせていただきました。
小松市にはUE石川事務局があり、豪雨の発災直後より支援活動を実施してまいりました。UE石川事務局では、5年前からユナイテッド・アースの市民交流イベント「UEカフェ小松」を継続的に開催し、8月、11回目の開催を終えた直後での被災となりました。
小松市では、UEカフェを通して、市民のコミュニティ形成を続けており、今回の豪雨災害で、UEカフェで繋がった地元の皆様、地元で「こども食堂」を運営する方々などが連携して支援を実施し、支援の輪が広がりました。
改めて、こういった有事の際には市民のネットワーク・良心の絆を繋げていくことの大切さを感じさせていただきました。
コロナ禍でこの3年ほど対面での支援者・ボランティアの皆様との交流ができておりませんでしたが、2022年12月よりユナイテッドアースカフェ(UEカフェ)の実施等、対面での交流を再開しております。
2023年度はより多くの方々と交流の機会を作り、共に様々な支援活動に取り組んでまいりたいと思っております。
法人・団体名 |
特定非営利活動法人ユナイテッド・アース |
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代表者 |
渕上 智信 |
住所 |
神戸市中央区東川崎町1-7-4 |
電話 |
078-360-3358 |
連絡先 |
info@united-earth.jp |
URL | https://united-earth.jp |