
地球の恵みを、
100年先の子どもたちに届けたい。
グリーンピース・ジャパン
私たちがめざすのは、地球という生命の揺り籠が与えてくれる
“多種多様な恵み”を、次の世代へと手渡しつづけられる社会の実現です。
100年先の未来に生きる人々に、今日の私たちと同じよう、この星を“美しい”と思ってもらうために。
私たちは、今を生きる人間としての責任を果たしていきます。
*グリーンピースは、いかなる企業や政府とも対等の立場で交渉し、キャンペーンを展開することが重要と考えています。活動の独立性と中立性を保つため、企業や政府からの資金援助を受けつけていません。個人名義でのご寄付のみお受けすることができます。
当団体へのご支援は、個人でのご寄付に限らせていただきます。
事業内容
団体について
みどり豊かな自然を守り、環境に優しい社会を築きたい



グリーンピースを動かしてきたもの。それは地球環境と、暮らしと、命を守りたいとの強い思いです。
半世紀にわたり国際環境保護団体として、政府や企業を動かし、システム・チェンジを実現してきました。こうした結果を残せるのも、政府や企業からの財政支援を受けない独立した立場で活動できるからです。そしてそれは、グリーンピースを信頼し、ご寄付という行動で活動を支援くださるサポーターのおかげに他なりません。
しかし、地球環境は確実に悪化し新たな脅威が次の世代を待ち受けています。残された時間は、わずか。
今こそ、問題の根本原因を是正する時です。
地球の恵みを明日の世代に。未来のためにできることが、あなたにもあります。ご参加ください。
具体的な事業や活動の内容
日本で起こる環境問題の解決に向けグローバルに活動しています



1.気候危機を食い止める
「気候危機」という言葉だけを聞くと、自分には関係のない話と感じる方もいるかもしれませんが、このまま気候変動が進めば、異常気象により、生態系や私たちの社会・暮らしが壊れてしまいます。かけがえのない地球を100年先の子どもたちにも手渡せるように、グリーンピースでは、2050年までに「100%自然エネルギー社会」の実現にむけ、グローバルなネットワークを活かした海外先進事例の紹介や政府や企業への働きかけ、また市民の皆さんと一緒の活動を幅広く行っています。
2.海洋生態系をまもるプラスチック問題
海に流れ込むプラスチックごみは、海の生きものたちに大きな影響を与えています。また、細かくなったプラスチック(マイクロプラスチック)は食物連鎖を通して、人間も体に取り込んでおり、その健康影響について、多くの研究者が警鐘を鳴らし始めました。私たちは、過剰包装や使い捨てプラスチック容器の多用による「使い捨ての文化」から脱却する必要があります。グリーンピースでは、使い捨てごみの総量を減らす社会の仕組みをつくるためにリユース(=繰り返し使う)やリフィル(=詰め替え)の活用を呼びかけるキャンペーンを開始し、実際に大きな変化がたくさん生まれています。
3.原発のない未来を子どもたちに
原発は脱炭素や気候変動問題の解決策には決してなりえません。
グリーンピースは、事故直後から原発事故による放射能の影響調査を行ってきました。調査結果を国内外に伝え、国連の人権保障システム等を通じて原発事故被害者の人権保護を訴え、事故被害者や原発立地地域の人々の活動を後押ししてきました。
政府や経済界が脱炭素の候補として原発を選択肢に取り上げる今だからこそ、原発に頼らない、持続可能な自然エネルギー100%の社会をめざします。
4.生態系をまもる
先進国の大量生産を支える「工業型畜産」や安価なファッションを生み出す衣類の大量製造過程で、深刻な森林破壊や環境汚染が起きています。こうした問題は、生態系のバランスを崩し、希少な動植物を絶滅の危機に晒しているだけでなく、直接人間の健康も脅かしています。グリーンピースでは、海洋保護区の設立、持続可能な食料生産の推進など国際的なキャンペーンと連動し、生態系をまもるため活動しています。
事業や活動の展望
気候変動を食い止め、生物多様性をまもる活動をあなたとともに



1.より迅速に、より効果的に、問題解決を
グリーンピースは近年、地球環境が抱える喫緊の課題に、より迅速に、より円滑に、より効果的に結果を出していける組織となるべく、新しい枠組みを策定しました。グリーンピース・ジャパンでもこの新しい枠組みに基づき、より効率的に動き、問題を解決へと導いていけるようイノベーションを続けています。
2.包括的なアプローチで一人の声を大きな力に変えていく
複雑化する環境問題の解決には、問題毎の対処ではなく、より包括的な視点で本質へ迫り、問題を私事と捉え行動を起こす市民が増えることが必要です。そのために、環境破壊は生活直結の問題であることを伝え、暮らしの中で実践できる方法を示し、力を分散させることなく一人の声を力に変えていく活動にいっそう力をいれていきます。
3. 今日のあなたの行動が、未来をつくります
これまで取り組んできたエネルギー問題と生態系をまもる活動(農業・海洋)をより包括的に結びつけ、相乗効果を生み出せるよう、グローバルに活動し変化を生み出していきます。今日、明日、私たちが一緒に行う行動は、必ず未来にインパクトを与えます。ともに、さらなる高みへ。みどり豊かで地球と平和な社会を次の世代に引き継ぐために。
ご寄付のご活用内容
政府や企業からの財政的支援を一切受けていません



あなたからのご寄付が私たちの活動を支えます
グリーンピースは活動の独立性をまもるため、環境破壊の主体者となりやすい政府や企業からの資金援助を受けず、個人寄付のみで活動を展開しています。ご寄付は各種キャンペーンの活動費用となるだけでなく、より迅速かつ効果的に影響力ある形で活動を進める上で不可欠なエンゲージメントや広報、会員管理業務などにも活用されます。
事業報告
「ありがとうございました!あなたのご支援が成し遂げた成果です」
1. 実施内容
2022年の主たる事業内容は以下のとおりです。
1) 日本の経済界における脱炭素や気候危機対策の促進に向けた働きかけ。
2) 自然エネルギー100%の社会の実現を市民とともに目指す「ゼロエミッションを実現する会」の運営と、自治体への積極的な呼びかけや提案。
3) 使い捨てプラスチック問題解決に向け、大手グローバル企業や国際条約交渉への働きかけ。
4) ロシア軍によるチェルノブイリ(チョルノービリ)原発攻撃に対する現地での放射能調査
5)放射能汚染水の海洋放出に関する状況の継続的ウォッチと対策。
2. 事業成果
2022年の主たる事業成果は以下のとおりです。
1)トヨタ自動社等主要メーカーへの働きかけと関連する報告書の発表1,2や経産省によるCEV補助金延長へ働きかけ。2) COP27への参加や明治神宮外苑の樹木保存運動への活動支援、東京都や横浜市などへ市民とともに働きかけ。3) 使い捨てプラスチックの実態把握調査と大手コーヒーチェーン店への署名活動、国際条約交渉への参加。4) ロシア軍によるチェルノブイリ(チョルノービリ)原発攻撃に対する24時間監視、と現地での放射能調査 5)放射能汚染水の海洋放出に関する状況の継続的ウォッチと対策 など。
3. 今後の課題
一刻の猶予もならない気候危機を食い止める活動を最優先とする。加えて、原発問題や森林破壊、プラスチック問題、海洋汚染など重要な他の問題に取り組む際においても、個々の問題が独立して存在するのではなく、気候変動に密接に結びついている問題であることを示す。そのような中で、気候危機を中心とした包括的な環境問題の理解方法と解決策を提示し、自然エネルギー100%の社会を目指していく。
法人・団体名 |
一般社団法人グリーンピース・ジャパン |
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代表者 |
青木陽子、寺中誠 |
住所 |
東京都港区新橋三丁目3−13 Tsao Hibiya 12階 |
電話 |
03-4334-6986 |
URL | https://www.greenpeace.org/japan/ |