私は大切な人である!
誰もがそう思える社会を目指して
Bazaar café
バザールカフェは、設立当初より「誰もがありのままの姿で受け入れられ、多様な価値観を互いに尊重すること」を理念としています。それに共感する仲間、そしてカフェに来られる人たちと共に居場所の創造を続けています。バザールカフェは、何者でもない私自身と他者が出会い、交わりを持ち、そして心が解きほぐされていく、癒しの共同体です。
<信頼資本財団からのお知らせ>
新たな事業への組換えのため現行の共感助成は2025年2月末をもちまして終了いたします。
これに伴い、マンスリー寄付の新規お申込みは、2024年5月31日で受付を終了いたしました。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
団体・法人の全事業内容
ブレンディングコミュニティー!ごちゃまぜ社会!人が集まる場の創造!
1.就労の機会の提供
病気や障がいを抱えている人、外国人、ひきこもりの経験者、社会的にマイノリティーの立場にいる人など、今の社会で仕事を得にくい方々に就労の機会を提供しています。様々な違いや背景を持つ仲間と共に働き、役割を持ち、人に愛される経験をし自分を受け入れていくプロセスを経て、自信を持つことにつながっていきます。
2.居場所!
バザールカフェは様々な背景を持つ人々が、ありのままの姿で受け入れられ、それぞれの価値観が尊重され、社会の中で共に生きる存在であることが相互に確認される場所を目指しています。そのことが「自分はいてもいいんだ」という安心感に繋がり様々な人の居場所となっています。安心できる場所と仲間があれば何とか生きていけるかもしれない!
3.プログラムの開発、運営
ないものは作る!ゲイ男性で薬物依存とその他の病気を抱えている仲間が話せる場は社会にほとんどありません。彼らが安心して話せる場を毎週運営しています。その他に依存症を抱える女性が集まれる場や、刑務所出所者を支援する人たちの繋がりを作る勉強会、地域の小さな子どもとお母さんが集えるリトミックなど「あったらいいな」を形にします。
4.ネットワークづくり
当事者のネットワーク、支援者のネットワーク、地域のネットワーク、そしてその立場を超えたネットワーク、バザールカフェは様々なネットワークの拠点となっています。バザールカフェは従来のカフェの概念を拡げ、人が出会い、交流し、情報を交換し、社会で行われいる多様な活動への窓口になっています。
ご寄付の活用内容
ご寄付は、新たな雇用と活動の継続のために使わせていただきます。
1.バザールカフェのような場所が社会の中にたくさんあってほしい
生きることを諦めてしまう人たちがたくさんいます。彼らの多くは孤独の中に生きています。これは現在の日本全体を取り巻く課題でありだからこそ、バザールカフェの活動を続けていくことが、この課題への私たちの取り組みであると信じています。
2.「生きててもいい」と思える場所を続けていく
バザールカフェは誰もが来られることを大切にしていくために、カフェという空間の中で制度に乗らずに支援を続けています。働きたい人には仕事を、居場所が必要な人にはいつでも来ていいよ、話を聞いてほしい人にはいつでも聞くよ、その人のニーズに応えられるバザールカフェを続けていくためには皆様からのご支援が必要です。
事業報告<2023年2月~2024年1月>
誰もに開かれた場と空間を支えていただきありがとうございます。
1.実施内容
カフェ営業では、多様な方たちを有償・無償ボランティアとして受け入れました。なかには働くことに困難があったり人との交わりを求めている方たちも少なくありません。個別に仕事や健康に関する相談を受けたり、地域で生活するためのサポートをするなど多岐に渡る支援も行いました。また、自助グループや自由な表現活動を行うアトリエなどの定期プログラムやイベント、市民への場所貸し、実習生の受け入れ、内部研修会なども実施しました。
2.事業成果
カフェ営業により広く場を開くことで、地域を越えてあらゆる人がカフェを訪れ、様々な事柄の相談窓口として機能するとともに人と人をつなぐ役割をしました。複数の定期プログラム開催、共感助成の活用、お弁当配達など、様々な角度から地域の方々とも積極的に関わりを持ちました。また、内部研修会や普段の話し合いによって運営に関わる人がケアされることで、場全体の柔軟性や回復力が増していることを実感しています。
3.今後の課題
様々な窓口から「居場所」を求めて来られる方は多く、且つ深刻な生きづらさを抱えている方も少なくありません。その方々を受け止め、時に専門的な支援を提供しながら長期的に「共に生きていく」ための人的体力の補充・養成が課題です。同時に現在支援を求めていない人や誰もにとって居心地のよい空間を提供することも意識することが大切です。財源確保はますますの課題であり、多様な財源を整え運用していくことが必要だと考えています。
法人・団体名 |
Bazaar café |
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代表者 |
マーサ メンセンディーク |
住所 |
〒602-0032 京都府京都市上京区岡松町258 |
電話 |
075‐411‐2379 |
連絡先 |
kyoto.bazaarcafe@gmail.com |
URL | https://www.bazaarcafe.org |