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■【『スモールマート革命』著者マイケル・シューマンさんに聞く、地元に富が蓄積・循環するしくみ】とは?
2013年に邦訳が出版された『スモールマート革命』。
著者マイケル・シューマンさんは、大規模な経済ではなく、小規模自立型経済こそ経済的貢献度が高いと唱えています。
経済成長に伴う規模の拡大は、行き着いた巨大ゆえの危険性や脆弱性をはらむことが、近年様々な大企業の問題で明らかになっています。
一方で、規模の小ささは、利点となるケースが増えています。
コミュニティとの密接な結びつきをもち、地域経済の自立性を高めていることから、最も経済的貢献度の高い企業は、地域に根差した小規模ビジネスを展開する会社だ、と説きます。
同業種の場合、地元企業は、非地元企業に比べ、地域に2〜4倍の収入・富・雇用を生み出すとし、地域での自立型経済は単に経済発展のみならず、グローバル経済が引き起こし得る通貨危機などの問題による被害を最小限に食い止めることにも役立つとするマイケルさんから、信頼資本財団が大事にする社会関係資本拡大や地域内経済循環のヒントを学びます。
日時 |
2019年11月12日(火) 14:00-17:00 |
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場所 |
(京都市中京区式部町261 ヒューマンフォーラムビル 3F)
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料金 |
2000円(お茶・菓子付き) |
参加申し込み方法 |
下記の「お申込みページはこちら」からお申込みください。 |
タイムテーブル |
13:30〜 |
その他情報 |
【主催】公益財団法人信頼資本財団 |
■登壇者
マイケル・シューマンさん

経済学者、弁護士、作家、地域経済のビジョンを引き出す社会起業家。非営利の住宅メーカーTelesisCorporationの地域経済プログラムのディレクターを務めるほか、米国ニューヨーク州のバードビジネススクール、カナダのサイモンフレイザー大学で非常勤講師も務める。BALLE(ローカル経済社会ビジネス同盟)の設立メンバー。
著書多数。日本語での著書に『スモール・マート革命~持続可能な地域活性化への挑戦』最新刊に『The Local Economy Solution: How Innovative』,『Self-Financing Pollinator Enterprises Can Grow Jobs and Prosperity and Local Dollars』,『 Local Sense: How to Shift Your Money from Wall Street to Main Street』 (いずれも未邦訳)。
熊野 英介(くまの えいすけ)
当財団 代表理事
当財団 設立者
アミタホールディングス株式会社 代表取締役
一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク 副代表理事

「持続可能社会の実現」を掲げ、他社に先駆け再資源化事業を開始。
その後、ソリューション事業や地域支援事業を手がけ、環境分野を牽引。
未来の子供たちの尊厳を守ることをミッションに掲げ、豊かな関係性が動力となる新たな社会の創出に向けて邁進中。
著書:『思考するカンパニー』(幻冬舎),『自然産業の世紀』[アミタ持続可能経済研究所共著](創森社)