
島で出産できない!
そんな小さな離島でも子育てしやすい環境を!
NPO法人よろん出産子育て応援隊あんまぁ〜ず
あんまぁ〜ずは、「与論愛の連鎖でママを笑顔に」をミッションに、出産・子育て環境に関する離島特有の様々な問題を解決すべく、子育て真っ只中の母親(アンマー)たちで活動している団体です。令和3年度内閣府「子供と家族・若者応援団表彰/子育て・家族支援部門」にて『内閣総理大臣表彰』を受賞。
事業内容
団体について
子は島の宝。島の未来を想う人々の愛の連鎖で、笑い声あふれる島に。



与論島では、お産ができません。出産予定日1ヶ月前に島を出て、見知らぬ地で1人で命の誕生を待つことが大半です。そんな不便な島でも、「子は島の宝」と子どもをあたたかく見守る空気感が島中に存在し、その上、自然も豊かであり、子育てしやすい面もあります。だからこそ私たちは、島内外からの与論愛で離島特有の問題を解消しサポートできる環境を作りたい!ずっと子どもとお母さんの笑い声が響く島であって欲しい!という思いで様々なプロジェクトを行なっています。
具体的な事業や活動の内容
島での子育てに前向きになれる、困った時に頼りになる、そんな団体であり続けたい。



1.Yadoo!プロジェクト(出産待機/通院/遠征向け宿泊施設の運営)
コロナ禍では出産の立ち会いどころか、島に戻るまで家族に会えないケースもあります。また専門外来が常駐しておらず、島外の病院に通院することも少なくありません。さらに子どものスポーツ活動や試合、文化芸能の大会、進路先見学や受験等で島外へ行く必要が多々あり、離島がゆえの経済的負担が大きくあります。そこで、安価で滞在できる施設を運営しています。
2.出産お祝いプロジェクト
もう1人産みたい、子どもの笑い声を絶やさない島を目指したプロジェクトです。地域全体で産み育てやすい気運を高めるために、各店舗で出産お祝い特典を得られる仕組みを作りました。ここ数年では本土と同じく、出生数が大幅に減少。気づいた時には既に遅し!とならないために、当初17店舗からスタートし、現在57店舗から協賛いただき出生数も微増しています。
3.子育て世帯みんなの居場所「ASiBee」
妊娠期からママ&パパ、乳幼児、小学生・・・。みんなが気軽に足を運べるような居場所「ASiBee」を今年7月より開設。ママが一息つけ、子どもたちの遊び場としても楽しく過ごせる交流空間を目指しています。便利な子育てアプリの紹介や情報シェアの掲示板、子育て機関とのコラボレーションイベントも随時開催予定です。
4.その他、制服リユースなど離島ならではの問題に着目した活動
制服リユースプロジェクト「attara」や大型育児用品マッチングサービス「M+attara」では、本土からの異動で出入りが多い離島事情の中、学生服や大型育児用品を譲りたい人・欲しい人のマッチングをしています。子ども服交換会は、子どもの不要服を持ち寄り、必要なサイズを持ち帰るイベント。これらのサービスがあって助かった!との声を糧に常時活動しています。
事業や活動の展望
生まれる命はみな平等。離島格差を減らし、楽しく子育てできる環境を。



1.ママの笑顔が子どもを、家族を、地域を、日本中を幸せにする!
ママが幸せで笑顔でいることができたら、子どもは自然と笑顔になります。ママの笑顔は絶大。家族を笑顔にし、そんな家族が増えたら地域や日本中に笑顔が溢れるのではないでしょうか?私たちは離島のデメリットを減らして、メリットを最大限に活かし、ママを笑顔にしていけるような活動を続けていきます。
2.「ここで育ってよかった!」と島を愛せる子どもたちに。
与論島は島内外から多くの人に愛されている「誠」の島です。子どもたちがそれを実感できれば、「この島に生まれ育ってよかった」と郷土愛が育まれるのではないでしょうか?その結果が島の未来につながると信じています。
ご寄付のご活用内容
それぞれの活動の維持・継続・改善のために使わせていただきます。



1.離島の子育て世帯の経済的負担の軽減に役立てます。
本土では当たり前のような生活場面においても経済的・精神的・物理的負担が大きい与論島の子育て世帯。私たちはその負担を軽減し、楽しく子育てできるような環境を作っていきたい想いで活動しています。活動に係る必要な経費等に使わせていただきます。
2.持続可能な団体を目指します。
子育て真っ只中の母親たちが、情熱のまま資金ゼロからスタートしたあんまぁ〜ず。子どもの成長に伴い、自分達のライフサイクルも変化していく中で、新たな雇用や、維持継続していくための財源が必要なことに気付かされました。これからも持続可能な団体であり続けられるよう、与論愛の連鎖で島の未来を一緒に作っていただけたらと思います。
法人・団体名 |
特定非営利活動法人よろん出産子育て応援隊あんまぁ〜ず |
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代表者 |
内野正世 |
住所 |
〒891-9301 |
メール |
yoron.anmas@gmail.com |
URL |