
「微力だけれども、無力じゃない」
~私たちが、未来だ~
開催日:2018年12月15日(土)
<第2部> 14:30-18:30
会 場:京都府立総合社会福祉館 ハートピア京都
■信頼デイとは
2009年1月、当財団設立時に東京で開始した「信頼ギャザリング」、京都オフィス開設後2013年から開始した「信頼デイ」は、信頼資本財団の活動を知っていただくため、また、既に関わっている事業家や支援者の関係性を深めるために毎年開催しています。
今年の「信頼デイ」は
第1部の公開企画(お申込み後、どなたでも参加できます)にて、田村恵子氏(ともいき京都代表・当財団シニアフェロー)と熊野英介(当財団理事長)が、「孤独・孤立」について、そしてそれを解消していくための社会事業や支援のあり方について語り合います。
2018年1月に、イギリスは「孤独担当大臣」を設けました。
「孤独が精神的肉体的健康を蝕み、経済的に大きな損失をもたらすという」ジョー・コックス委員会(2016年テロにより殺害されたイギリス労働党下院議員ジョー・コックスの遺志を継いで設立)の社会的孤独に関する調査に基づく措置だと言われています。
この「孤独・孤立」を社会問題全般の背景にあるものとして捉え、設立以来解消を目指してきたこれまでの活動を当財団の理事長が話します。
もう一人の登壇者田村恵子氏は、長年がん患者の在宅介護に取組み、その姿がNHKプロフェッショナルでも取り上げられ、現在は京都大学で教鞭をとるかたわら、がん患者や患者家族に寄り添う「ともいき京都」を運営しています。
看護者として長年見つめてきた人間の孤独と自律のバランス。両者が持つ、孤独や孤立についての視点が話のベースになります。
第2部は、財団の活動に関わって来た人や関係者から紹介を受けた人を対象に開催。
事業の壁やそれを超えていく方法を時間をかけて出し合い、同時に知恵や知見を共有し、関係性を深めます。
メンターとして、財団メンバー(役員・シニアフェロー・フェロー)が、入ります。
日時 |
2018年12月15日(土) |
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場所 |
京都府立総合社会福祉館 ハートピア京都
アクセス方法: ・京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車 5番出口(地下鉄連絡通路にて連結) ・京都市バス、京都バス、JRバス「烏丸丸太町」バス停下車 烏丸通り沿い南へ |
料金 |
無料 |
参加申し込み方法 |
下記の「参加申込フォーム」からお申込みください。 |
タイムテーブル |
第1部「孤独・孤立を生まない社会へ」 孤独・孤立といった社会問題の背景を解消しようと 11:20-11:35 ともいき京都の紹介 12:30-12:50 会場との対話 12:50-12:55 登壇者から最後に 12:55-13:00 事務局からのご連絡、写真撮影等 第2部「事業の壁を乗り越えて信頼社会へ」 14:00 開場 14:30-14:40 挨拶・この10年の財団の歩み 14:55-15:55ワークショップ テーブルに分かれて事業の壁やその乗り越え方を出し合います 財団メンバーがメンターとして各テーブルに入ります 15:55-16:25 みんなで共有「事業の壁やその乗り越え方」 テーブルで話したことを発表して全体で共有します ・・・休憩・・・ 16:40-17:40 全体での対話 17:40-18:15 メンターである財団メンバーからひとことずつ 18:15-18:20 クロージング 「これからの10年」 18:20-18:30 事務局からのご連絡、写真撮影等 |
その他情報 |
【主催】公益財団法人信頼資本財団 |
■第1部 登壇者
田村 恵子(たむら けいこ)氏
ともいき京都 代表

わが国における末期がんに対するホスピスケア(緩和ケア)の草分けである大阪市・淀川キリスト教病院に1987年に看護師として就職、1996年聖路加看護大学大学院修了し、翌年にがん看護専門看護師認定を取得。その後、哲学者・鷲田清一の「痛みは人を現在に閉じ込める」という言葉との出会いから、臨床哲学に関心を持ち、ホスピスケアに従事する傍ら人の苦についての対話を通して探究している。2006年大阪大学大学院医学研究科修了(医学博士)。2014年1月より京都大学大学院医学研究科教授に着任し、教員として教育・研究に従事しつつも、看護師として臨床での実践を続けている。2015年7月より、長い間温めてきた地域で生活するがん患者や家族ががんをきっかけとして語り合い、生きる知恵や支え合う力を育む市民活動「ともきいき京都」を開始し、ケア的コミュニティづくりを目指している。
ホスピスでがん患者を最期まで看取り、家族の看護にも取り組む姿がNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で2008年に放映され反響を呼んだ。2012年3月にはTBS系列放送「奇跡のホスピス~人生の”わすれもの”ってなんですか?~」(MBS制作)主人公・田辺礼子のモデルとなる。
■著書
『余命18日をどう生きるか』(朝日新聞出版)、『看護に活かすスピリチュアルケアの手引き 第2版』(青海社)など。
熊野 英介(くまの えいすけ)
当財団設立者
アミタホールディングス株式会社 代表取締役
一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク 副代表理事

「持続可能社会の実現」を掲げ、他社に先駆け再資源化事業を開始。
その後、ソリューション事業や地域支援事業を手がけ、環境分野を牽引。
未来の子供たちの尊厳を守ることをミッションに掲げ、豊かな関係性が動力となる新たな社会の創出に向けて邁進中。
著書:『思考するカンパニー』(幻冬舎),『自然産業の世紀』[アミタ持続可能経済研究所共著](創森社)
■第2部 メンター
財団メンバー(役員・シニアフェロー・フェロー)のうち、当日出席可能な10名ほど
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イベント終了後の懇親会の参加についてもご記入をお忘れなく、お願いいたします。