
株式会社人と音色
兵庫県、第30期
事業概要
2017 年創業の『ツナガリ Music Lab.』は発達特性のある子どもたちを対象とした音楽教室です。応用行動分析(ABA)の考え方と特別支援の専門性を取り入れた音楽レッスンをオーダーメイドで提供しています。子どもたちは好きな音楽に、自分に合った方法で挑戦するレッスンを通して「チャレンジしてできた」「次はこれをやりたい」自信と意欲が育まれています。現在、神戸北野、神戸垂水、西宮夙川、東京桜台の合計 4 教室を展開。
レッスンシステム:1 回 45 分のマンツーマンレッスン、月 3 回、月謝 25,000 円(税別)
Web サイト:https://www.tsunagari-music.jp/
事業の理念、創業の志など
代表 武藤 紗貴子 氏
【理念】ちがいに耳を傾ける。
人や物事に対し大切にしている基本姿勢であり、正解のない教育の世界で挑戦をしつづけるわたしたち自身の思想です。これまでの常識や固定観念に囚われることなくまっすぐ、素直にひとりひとりの今と向き合います。そして、たったひとつの答えに固執することなく視点を変え、別の可能性を考えぬき、つねに変化や成長を楽しむ姿勢を忘れません。
そして、それぞれの視点や感性を尊重し、抱える不自由さにはみんなで向き合う。
わたしたちは、身近な人びとの「ちがい」を発揮できる場所を広げていくことでいつか、みんなのちがいが心地よく響きあう世界を目指しています。
組織情報
| 法人名 |
株式会社人と音色 |
|---|---|
| 住所 |
兵庫県神戸市垂水区中道 2 丁目 2-14 |
| ウェブサイト | https://hitoto-neiro.jp/ |
その他の情報
小野 邦彦 さま
武藤さん、お元気ですか?
無事、信頼資本融資を完済されたと聞きました。おめでとうございます!
なかなか山あり谷ありなのが経営というものだと思います。わたしもいろいろのたうち回ってますが、気がづけばちょびっと前進していたりして、なかなか面白くもあります。
今回、武藤さんが信頼資本財団さんからの融資を完済され、また次のステージに進まれるのだなと思うと、自然とうれしい気持ちになります。こんな風に、周りをうれしい気持ちにさせるのもまた、武藤さんの美徳であり、生き方ゆえなのだろうと思います。複数拠点のマネジメントやサービス品質の確保など、いろいろ工夫のし甲斐があるビジネスモデルだと思います。積み重ねた試行錯誤やここまでのジャーニーを聞かせてもらえると嬉しいです。
信頼責任者という立場はこれにておしまいですが、これからも武藤さんのことを信頼していますし、わたしが力になれることがあれば、ぜひ貢献させてほしいと思っています。
白井 康太 さま
この二年間で音楽教室の事業を軸足としつつ、数々のイベント、ワークショップにより、多くのつながり、事業の広がり、価値観が浸透していく様子をすごいなと思って見ていました。
こうして事業体に制限をつけず、思想、価値観を広げていくというところが人と音色の得意技なんだと思います。今後はさらに戦略的に各施策の目的に立ち返って、収益性と広報力をバランス感をもって取り組んでいけば、さらなる拡大は間違いないだろうと思っています。
引き続き戦略面においては気軽にアドバイスできる関係性でいられたら嬉しいです。
教室もいよいよ鎌倉にもできたということで、このまま全国に広げていってください。
応援しています。
能島 裕介 さま
このたびは、株式会社人と音色において信頼資本融資が無事に完済できたことを大変、うれしく思います。信頼資本財団の皆様、また人と音色をお支えくださったすべての皆様に心から感謝いたします。これも、同社が大切にしてきた「ちがいと向き合い、ひとりひとりの挑戦を支える」という理念に、多くの方々が共感し、力を寄せてくださった結果であると感じています。音楽や表現を通して人と人をつなぎ、誰もが安心して挑戦できる場をつくり続けてきた歩みが、今回の結果につながったことと思います。
人と音色は、発達障害のある子どもたちの自己肯定感を育む音楽教室「ツナガリMusic Lab.」の運営をはじめ、インクルーシブな学びと表現の場づくりに専門的に取り組んでこられました。子どもたち一人ひとりの特性に寄り添い、音楽を通して「できた」「伝わった」という実感を積み重ねていく実践は、子どもたちや保護者とっても大きな希望となっていると感じます。
2025年には、大阪・関西万博の会場で多様な人々がともに音楽を楽しむ野外フェスを開催し、障がいの有無を越えて「ちがいが魅力になる体験」を社会にひらく挑戦を実現しました。また、新たな教室の開校や講師体制の充実、ツナガリコンサートの開催など、子どもたちが表現する喜びを実感できる機会を着実に広げています。さらに、地域イベントや人材育成研修、ワークショップへの参画を通して、音楽を軸にした学びとコミュニケーションの輪を地域に根づかせている点も大きな成果です。
これらの取り組みは、子どもたちの可能性を引き出すだけでなく、地域全体がともに学び、支え合う関係づくりにもつながっています。ひとつひとつの現場で丁寧に積み重ねてこられた実践が、多くの人の心を動かしています。
この活動を信じ、支えてくださった皆さまに心から感謝申し上げます。皆さまのご支援は、子どもたちが安心して挑戦できる場所を育て、音楽と創造の喜びを未来へつなぐ大きな力となっています。これからも人と音色の挑戦が、さらに多くの子どもたちの可能性を生み出していくことを心より願っています。


