「信頼資本財団ソーシャルビジネス支援研究会」とは?
ソーシャルビジネスをあらゆる角度から学び、支援したい方が集う研究会です。 参加者同士による質の高い学びと情報交換の場をご提供し、支援者コミュニティの醸成を目指します。
こうした支援の醸成により、社会課題の解決、その先のより良い未来に貢献していきます。
本年度は、現在財団が注力している3つのテーマ「教育」「防災・災害対応」「(各種課題解決のための)地域活動」の3つのテーマに沿って講座を設定しています。
研究会の特徴
1.本質的で先進的な取り組み事例を学ぶことができる

2009年1月の創業以来、信頼資本融資(無利子・無担保・無保証融資)や助成を通じて実質的にソーシャルビジネス事業を支援してきた当財団のネットワークを通じ、本質的なソーシャルビジネス事業者から最新の取組みを学ぶことができます。
2.ソーシャルビジネス支援に取り組む仲間をつくることができる


その結果、同じ思いを持つ仲間として共に学び、協力し合ってソーシャルビジネス支援が行える場として機能していくことを目指します。
3.ソーシャルビジネス支援のプロに相談ができる
ソーシャルビジネス支援の現場で培ってきた当財団関係者の知見により、ソーシャルビジネス支援を通じた社会貢献について相談することができます。
研究会の概要
2つの勉強会をご用意しております。
- 1.ソーシャルビジネス支援研究会
- 2.企業等担当者向けセミナー : ご希望に応じて組織内で単発の講義を実施します。
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ソーシャルビジネス支援者向け研究会
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企業等担当者向けセミナー
研究会概要
参加条件 |
・ソーシャルビジネスを支援したいと考えている方
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開催要項 |
・京都または東京で原則オフライン開催 (オンライン参加も可能) *欠席された場合も期間限定で録画視聴可能 ・13時30分から17時の3時間30分
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受講費 |
・年間6万円 おひとり様1回に限り、お試し参加(受講費1万円)可能 |
研究会スケジュールとテーマ
日程 | テーマ |
第1回 |
ソーシャルビジネスで社会課題を解決するとはどういうことか |
第2回 |
教育の課題と最新の取り組み 会場:新お茶の水ビル・アミタ大会議室(東京) |
第3回 |
防災・災害支援の課題と最新の取り組み 会場:風伝館(京都) |
第4回 |
地域活動での課題と様々な取り組み |
第5回 |
現地視察で学ぶソーシャルビジネス 視察地:鹿児島県姶良市 |
第6回 |
年間プログラムで学んだことの振返り 会場:風伝館(京都)・東京拠点の2拠点にて実施 |
ナビゲーター・講師・ゲスト紹介
※丑田俊輔氏が全6回のナビゲーターを務めます。

1984年生まれ。2004年、大学在学中に千代田区の公民連携まちづくり拠点「ちよだプラットフォームスクウェア」の創業に参画。 日本IBMを経て、2010年、新しい学びのクリエイティブ集団「ハバタク」を創業。 2014年より秋田県五城目町在住。茅葺古民家の交流施設「シェアビレッジ町村」、商店街の遊休不動産を活用した「ただのあそび場」、住民参加型の公立小学校建設、住民出資による温泉再生、森林とデジタル技術でつくる集合住宅「森山ビレッジ」など、地域資源とコミュニティの共助を活かした様々なプロジェクトを手掛けている。 現在は、共同代表として、鹿児島県姶良市の廃校を舞台に開校予定の新たな小学校「私立新留小学校」の設立準備も進めている。

アミタ株式会社(現アミタサーキュラー株式会社)社長、アミタホールディングス株式会社代表取締役社長を経て、現在、同代表取締役会長。 2009年1月当財団を設立、2023年12月まで15年間代表理事を務めた。2024年1月より、当財団ファウンダーとしての活動を開始。
■著書 『思考するカンパニー』(幻冬舎) 、 『自然産業の世紀』[共著](創森社)、『SDGs ビジネス戦略』[共著](日刊工業新聞社) 、『Transforming our world : 世界を変える ―エコシステム資本主義を目指して 』[共著](木楽舎)など

高知県北川村教育委員会 アドバイザー
韓国、中国、日本の大学や高専、民間学校等で教鞭をとりながらカリキュラムマネジメントや、教科書執筆を行う。 ひより保育園、そらのまちほいくえん、日当山無垢食堂他代表。EAT LOCAL KAGOSHIMA発起人。地元の生産者との連携を深め、広義の食育を実現すべく奮闘中。
現在は鹿児島県姶良(あいら)市にある小さな廃校を舞台に、新たな小学校づくりを進めている。
著書『ひより食堂へようこそ』でグッドデザイン賞金賞、グルマン世界料理本大賞children部門グランプリ受賞

広島出身の元公務員。広島県庁に就職後、教育委員会への出向が人生の転機に。広島版「学びの変革」アクションプランの策定や2019年に開校した県立広島叡智学園の設立にゼロイチで携わる。その後、個別最適な学びの実証研究、経済産業省「未来の教室」プロジェクト、コミュニティ・スクール全県展開などに従事。県庁では経営企画チームにて県全体の戦略推進や施策マネジメントを担当。2022年に仲間と共に株式会社PLAY SPACEを立ち上げ、学校・行政と民間・地域をつなぐコーディネーターとして、大人も子供も共に学び合い成長するワクワクな遊び場/学び場づくりを展開中。

1975年京都府生まれ。一橋大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て独立し、NPO・社会事業等に特化したコンサルティング会社を経営。東日本大震災後、RCF復興支援チーム(現・(一社)RCF)を設立し、災害復興に関する情報分析や事業創造に取り組む。現在は、全国での復興事業及び地方創生事業を、行政や企業など多様なセクターとの連携を通じ展開している。
『人生100年時代の国家戦略 小泉小委員会の500日』(東洋経済新報社、2017年)
『社会のために働く 未来の仕事のリーダーが生まれる現場』(講談社、2015年)

株式会社Spiral-A 代表取締役
1977年秋田県美郷町出身。都内デザイン事務所から秋田と東京の2拠点Uターン。2006年に秋田市にて「株式会社See Visions」を設立。店舗、グラフィック、ウェブなどに関わるデザインや、編集・出版・企画・運営などを手がける。飲食部門を担う「株式会社スパイラル・エー」を設立し、秋田市中心部で「酒場カメバル」、「亀の町ベーカリー」、「亀の町ストア」、「亀の町UP TO YOU」を運営。自社が入居する2015年のヤマキウビルリノベーション事業を機に、2019年6月にオープンした「ヤマキウ南倉庫」など、エリアの価値を上げる活動を手がける。現在は男鹿市で国指定有形文化財「森長旅館」を再生に着手。各地の不動産活用によるエリアの価値創造を掲げ、町の魅力を引き出す活動を精力的に行っている。

1977年・福岡県糸島市出身。2004年から糸島市職員として文化財、秘書、企画、広報などを担当。民間主導で実現を目指す「糸島サイエンス・ヴィレッジ構想」に本格的に携わるため、2024年に糸島市役所を退職。イトシマ株式会社代表・平野友康氏とともに、糸島市全域をフィールドに、行政・事業者・大学・市民などが連携するフルスタック環境を構築しながら、生成AIを活用した新たなまちづくりに挑戦している。福岡市から車で40分の便利な地でありながら、豊かな農林水産資源に恵まれ、九州大学がある人口10万4000人の糸島市。多様な分野の人たちが連携して「まちづくりを研究・実装するまち」を創り、地方創生のロールモデルとなることを目指している。
各回の講義スケジュール
講座 | 時間 | 内容 |
第1講 | 13:30~14:20 |
テーマごとのソーシャルビジネス基礎講義 |
第2講 | 14:30~15:20 | ゲストとのセッション 各テーマごとにソーシャルビジネスの事業者をゲストとして招き、講師とゲストのセッションによって学びを深めます。 |
第3講 | 15:30~16:20 |
会員同士のディスカッション |
第4講 | 16:30~17:00 |
本日のまとめ |
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