信頼資本財団について 社会事業を応援する

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フェロー

フェロー
宮崎 要輔
スポーツ工芸ブランドarucuto代表

静岡県掛川市出身1987年生まれ。

フィジカルトレーナー 学業と新聞配達ばかりの日々を送っていた学生時代に参加したごみ拾い活動をキッカケにソーシャルビジネスの世界と出会う。その後、社会起業家コンテストedge等を通して自身でスポーツ教室、一本歯下駄の事業を始めるも月収5万円、月収10万円にも満たない日々が続く。 

そこから信頼資本財団をはじめとした出逢い、学びに恵まれたことで一本歯下駄が売れるようになる。

現在、代表を務めるスポーツ工芸ブランドarucutoの商品は、多くのプロスポーツ選手やオリンピック選手の支持を受け、東京五輪でも金メダリストをはじめ2桁以上の選手に愛用されている。専属フィジカルトレーナーとしては、スペイン一部で活躍するプロサッカー選手2名を毎週担当。 2度に渡るプロボクシング世界タイトルマッチなど、担当選手と二人三脚で経験した勝負の世界での気づきを社会に落とし込んでいくこと、選手の経験や人間性を地域や社会の文化資本、社会資本にしていくことに力を入れ、スポーツ選手と社会起業家との学び合いの場などを創出している。

信頼資本財団について

中高生のトレーニング指導の場で「世界トップ選手は、ちょっとした違いの積み重ねの中にある。一つ一つの行為のちょっとした違いとそこに気づける感性…」という話を常にしています。
才能という言葉で片付けられがちなトップ選手の圧倒的なパフォーマンスは、他選手とも同じトレーニングを行う中で、同じトレーニングでありながら微細な違いのポイントの積み重ねの中にあるからです。
 
事業においてもこの「ちょっとした違い」に気づける感性が大切になってくるかと思います。
信頼資本財団には共感融資や共感助成といった事業がありますがこの「ちょっとした違い」を気づき、伸ばしていく場をつくることもしています。
 
そもそも談義やシンライノテーブルもその一つです。
「信頼」「社会課題」と何気無く自分の中に取り込んで使っていた言葉を、「そもそも信頼とは」「そもそも社会課題とは」を仲間と今一度そもそも論から語り合う場の積み重ねは社会起業家にとって大きな財産かと思います。
 
「ちょっとした違い」に意識がいくようになると一見同じような事業でも、つくる未来が変わっていきます。
哲学や理念が事業という行為に宿るには、本人たちが思っているよりもずっと時間がかかるものです。
 
そして社会課題解決を事業にすることは自問自答の連続です。だからこそこうした「ちょっとした違い」をともに発見していける仲間とともに歩んでいく場をつくってくれている信頼資本財団、その場に集う仲間に未来を感じています。