評議員・役員・フェロー紹介

シニアフェロー 広井 良典

京都大学こころの未来研究センター教授
1961年岡山市生まれ。
東京大学教養学部卒業(科学史・科学哲学専攻)、同大学院修士課程修了後、厚生省勤務、千葉大学法政経学部教授をへて2016年より現職。
この間、2001-02年MIT(マサチューセッツ工科大学)客員研究員。
専攻は公共政策及び科学哲学。
『日本の社会保障』(岩波新書、1999年)でエコノミスト賞、『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書、2009年)で大仏次郎論壇賞受賞。
この間、内閣府・幸福度に関する研究会委員、国土交通省・国土審議会専門委員、経済産業省・地域の持続可能な発展に向けた政策の在り方研究会委員、内閣府・選択する未来2.0懇談会委員等を務める。


■著書
『定常型社会 新しい「豊かさ」の構想』(岩波新書)、『ポスト資本主義 科学・人間・社会の未来』(岩波新書)、『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社)など多数。
信頼資本財団について
 アミタのことはかなり以前から存じており、『地域ビジネス起業の教科書』を大学のゼミで取り上げさせていただいたりもしていました。その後、職場が千葉大学から京都大学に移ったこともあり、幸い熊野理事長と様々な形で交流させていただくことになりましたが、持続可能性に関わる具体的な事業の展開とともに、人間や社会についての根本的なテーマについて深い思考を展開されていることに感銘を受けました。
 私自身は以前から、経済の量的拡大を目標とせずとも社会の豊かさや個人の生の充実が実現され、また環境・福祉・経済が調和した「定常型社会=持続可能な福祉社会」ということを中心的な関心の柱の一つとしてきました。SDGsやESG投資といったことも言われるようになり、いよいよ日本や世界がそうした方向に向けた新たな局面に移行しつつあることを実感しています。「鎮守の森コミュニティ研究所」というネットワークをベースにした活動もささやかながら進めており、以上のような点に関する探究や実践を深めていければと考えています。