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【メンバーブログ30:理事 岡村充泰(2)】

財団メンバーによるブログ二巡目、お題は「問題の本質」です。
今回は、理事を務める岡村充泰氏に語っていただきました。

 

 

岡村充泰(信頼資本財団理事)

「問題の本質」


問題を解決しようとした場合、その「問題の本質」を突き詰める事が重要です。

当たり前の話ですが、まずは何が問題かを見つけ、それを掘り下げて考えられないと、単なる事実や現象の説明であって問題提起にもなっていないという事がよくあります。

なぜ? なぜ? なぜ?を繰り返す、よく言われる話ですが、あいまいさを持ち、あいまい表現で成り立っている日本人社会では、意識して、なぜ? なぜ?を問いかける必要があると思います。

うちのスタッフには、言葉尻を捉えて揚げ足を取る様な、性格の悪い奴(ひねくれている奴)の方が、問題解決はできるのではないか?と言うのですが、

“頑張ります!”と言われたら、何を何時までにどの様に頑張るの?という事ですし、

失敗して、“責任取ります”、という場合も、いつまでにどの様に責任を取るのですか?と詰めていくと、全く違う答えになっていったりします。

silence-390331_640日本も凶悪な事件が多くなって物騒になったなどと、ニュースなどで不安を煽るケースもよくありますが、ひねくれていると、“ニュースになるって事は、逆に殆ど全ては大丈夫なのだ”という事にもなり、問題の見方も真逆になります。

今年は終戦70年という事で、安倍首相のお詫びが話題になっていました。

いつまで謝っているのだという意見もよくありますが、果たして海外から見た時に、今までも謝っている事になっていたのか?本質的な所ではなく、そもそもその認識がずれているのではないか?と感じます。

日本人はシステムを考えたり、論理的に考える事が弱かったりしますが、一方では、本来の強みでもあった、阿吽の呼吸で分かるという様な感性も鈍っていて、相手の事、他者の事、言外の事を感じられないという事が多く、感覚的に本質を捉えるという事も少なくなっている様に感じます。

 

今、特に、ソーシャルビジネスに向かう若い人は大変優秀な人も多く、システム思考ができ、論理で語れる人も多くなってきています。

ただ、コンサルタントだからと言って、ビジネスがうまくいくとは限らない様に、問題の本質を突き止めたとしても、それを解決できるか?とは別問題にもなります。

ソーシャルと言われる、大きな社会課題に向かう人には特に、ロジカルシンキングと共に、それを実現していく為に、行間を読んだり、他者を配慮できる感性も磨いてほしいと願います。

 

 

*岡村充泰理事の紹介ページはこちら →http://shinrai.or.jp/about/about-staff/

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