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【メンバーブログ31:理事 高亜希(2)】

財団メンバーによるブログ二巡目、お題は「問題の本質」です。
今回は、理事を務める高亜希氏に語っていただきました。

 

 

高亜希(信頼資本財団理事)

「問題の本質」

 

難しいお題ですねぇ。。。

問題ってどういうことなんでしょう。

本質ってどういうことなんでしょう。

それぞれのとらえ方によって、変わってきますよね。

 

社会問題をビジネスという手法を用いて解決するのが社会起業家。

この社会問題をどう定義するのかはとっても大切です。

でもその社会問題が本当にその定義で合っているのかどうかは誰が決めるのでしょうか。

 

と考えていくと、答えがでなくなってしまいます。

何が正義で、何が悪かなんて人によって違いますよね。

そして、常識っていったい何なんでしょう。

 

このブログに読む人に、まずはそういったことを一度考えて自分なりの答えを持ってほしいなと思います。

 

 

私は大阪で訪問型病児保育事業をしています。

きっかけは子どもが頻繁に熱を出すことが当たり前で、その時は保育園で預かってくれず

親が仕事を休まないといけない、もしくは休み続けるとシゴトがクビになることを知ったからです。

 

なんとかしたい!

そうだ!

そういうときは子どもを預かればいいんだ!25e172afa167a2c025e26b0e40efb042-300x209

 

そういうのを病児保育というんだな。

よし。大阪でやろう!

働くお母さんたちをサポートしたい!!

 

そんな思いでNPO法人ノーベルを立ち上げました。

 

今回のブログのお題を読んで、まず、このことが頭に浮かびました。

これが問題の本質とどうつながっているのか。

 

いままさに困っている人をサポートする。

それにより、一体何が解決されるのか。

 

元々そういうことが起きる問題が何なのかはその時考えていませんでした。

そして、スタートしてから2年目頃に違和感を感じ始めました。

 

子どもが病気のときくらい、

会社が休める社会がいいのではないか。

身近で預けることができる社会がいいのではないか。

昔はコミュニティがあって、誰かに助け合いが当たり前だったのでは。

なんでお金で解決する社会を作っているんだろう。

 

そもそもの問題って何なんだろう。

そもそも、なんで私たちノーベルは病児保育をしているのだろう。

 

そこから、自問自答を繰り返すことになり、苦しむことになるのでした。

 

どんどん私たち自身が社会問題を増やしているのではないか。

そんな風に思えてきたのです。

 

みなさんは、この話を聞いてどう思いますか?

そして、私たちノーベルはこの自問自答を繰り返し、1つの答えにいきつきます。

それは、病児保育を提供しながら、病児保育が必要ない街を作る。

 

今後5年かけて作っていきます。

下記にその経緯、これからの5年で挑戦することが描かれています。

http://nponobel.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/08/visionbook.pdf

 

ぜひこれを機会にみなさんにも「問題の本質」って何?を考えてもらえればと思います。

 

では。

 

 

*高亜希理事の紹介ページはこちら →http://shinrai.or.jp/about/about-staff/

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