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【メンバー自己紹介8:シニアフェロー谷崎テトラ】

財団メンバーによるブログ一巡目は自己紹介。
事務局からはひとつのお題を出しました。
どんな子どもだと言われていましたか?
このお題を絡めたメンバーの自己紹介をお楽しみに!

谷崎テトラ(信頼資本財団シニアフェロー)

TETRA1295
 こんにちは
谷崎テトラです。今日は僕の名前について。
いろんなひとにテトラって本名ですか?と聴かれます。
これはペンネームです。いやペンネームというより講演も仕事も社会活動も現在の生活のすべてをおこなっている僕の現在の名前です。

 

僕は18才のときに「谷崎テトラ」になりました。
静岡で生まれ育った僕は大学進学とともに親元を離れ、大阪で一人暮らしをすることになりました。
あるとき頭のなかに、「テトラ」という言葉がうかびます。
モヤモヤ〜とした頭が、その言葉をきっかけにクリアなっていく感じ。
その言葉がいったいなにかしばらくわからなかったのですが、あるときそれが自分の「名前」であることに気付きます。
子どものころ両親がつけた名ではなく、自分の人生を自らつくるための名前。
「子供から大人への心の発見」であり「自分探しの入口」でもあった、と考えられます。

古今東西、こどものころの名前と大人の名前が変る文化は数多くあります。

奈良時代以降の日本に於いて、男子の成人を示すものとして「元服」という儀式がおこなわれていました。
いわゆる通過儀礼の一つ、そのときに幼名から大人としての名前をつけます。牛若丸が源義経になるみたいなあれですね。
江戸時代以降は女性も元服がおこなわれ、祇園の舞子さんなどにその風習は残ります。
子供から大人へのケジメをこの元服に際して、祖霊の前で決心するのです。

 

北米先住民には、子どもから大人になるときに、自分の本当の名前をみつけるヴィジョンクエストという儀式があります。
儀式では一人で森の中に行って、地面に円を描き、その中に座って一晩すごします。
一体これから自分はどんな生き方をしていくのか。
コミュニティーの中でどんな役割を果たしていくのか。
それにふさわしい名前を、やってくるまで待つそうです。
本当に自分にふさわしい名前が来たと思ったらそこを出て、その先は自分の生き方をする。

 

名前を変えるというのは神様との一度だけの約束です。
何度も変えてはいけないといわれています。
キリスト教では洗礼とともに洗礼名をいただき使徒や天使としての人生を歩みます。
仏教の灌頂でも仏と縁をむすび、名をいただくといわれています。

 

僕はその後、テトラという言葉がギリシャ語系の接頭辞であることを知ります。
古代ギリシャにはじまる象徴哲学や神聖幾何学に縁を持ちました。

 

テトラ(TETRA)とは、正三角形が4つで出来る聖四面体のこと。プラトン立体ともいわれます。
テトラポッドとかテトラパックの形というとイメージできるでしょうか。
ユダヤ神学では神をあらわす神聖四文字をテトラグラマトンといい、古代エジプトの4つの姿を持つ怪物の名はテトラモルフ、そしてマリファナの有効成分はテトラヒドロカンビノール(THC ) といったように、4という数字のギリシャ語系の接頭辞です。
また「宇宙船地球号」で知られるバックミンスター・フラー博士は、幾何学的謎を解く鍵は三角形と考え「テトラスクロール」という本を著しました。
テトラという言葉の持つ神秘的な宇宙観が僕の仕事のひとつのベクトルとなっています。

 

20年前に谷崎テトラ・オフィスという会社をつくり「個人」ではなく「法人」としての名前となりました。
谷崎テトラというペンネームに法的に人格をあたえ、仕事のすべてをこの名前でおこなうようになりました。
ワールドシフト(社会の変革)とパラダイムシフト(価値観の転換)のための活動をメディアや社会事業、地域づくりなど通じておこなっています。
それに「ピースフルシフト」(平和の構築)と「マインドフルネス」(こころの平安)の4つのベクトルが僕の「テトラ」となります。

 

みなさんは自分で自分に名前をつけたことがありますか?
こどものときに呼ばれた名前はとてもなつかしく、まるで夢のよう。
そして今の名前は僕自身の「いまここ」とともにあります。

 

谷崎テトラ(構成作家/ワールドシフトネットワークジャパン代表理事)

*HP  http://www.kanatamusic.com/tetra/

*FB  https://www.facebook.com/tetra.tanizaki

*WorldShift http://worldshift.jp./

*谷崎シニアフェローの紹介ページはこちら →http://shinrai.or.jp/about/about-staff/

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