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【メンバー自己紹介3:アドバイザリーボード熊野和子】

財団メンバーによるブログ一巡目は自己紹介。
事務局からはひとつのお題を出しました。
どんな子どもだと言われていましたか?
このお題を絡めたメンバーの自己紹介をお楽しみに!

熊野和子(信頼資本財団アドバイザリーボードメンバー)

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7歳までは、おてんばでした、近所の子ども達と空地を走り回っているような。

その後すっかり元気に飛び回っていますが、小学校に入学して間もなく、扁桃腺炎からの病気で入院、1年数ヶ月を小児病棟で過ごすことになりました。病室から芝生の庭と空を眺めたり、院内学級に通ったりする中、二度と姿を見ることが出来なかった子達が居て、死があり命があることを知りました。

父親が他家よりずいぶん年をとっていることが恥ずかしくなった頃、第二次大戦中、職業軍人として旧満州に赴任し、シベリアに連行された経験があることを聞きました。多くの命が失われ、残った命がわずかな望みをつないだ末に遥かな距離を帰還してきたと。

大学生の時NGOに入り、戦争が終わって10年あるいは10年足らずのベトナムやカンボジアに行き始めてから、資源争奪とイデオロギーに喚起された人間の感情が、いつしか暴走し、他者の命を軽々と潰していくことを知りました。

しばらくして、その原質を組成する経済の現場を知りたいと企業勤務、事業に向かいました。

 

命と経済について考えてきた結果、全てをお金に結び付けなくても済むような社会になれば、元々限りあるひとつひとつの命が全うされていくのではないか、それが持続可能性の一端だろうという思いに至りました。

そして、社会に浮かび上がる問題に向かう事業家を融資や助成やセミナー等で支え、一方で暮らしの技法を学び、信頼もまた流通する広く開かれた事業家のコミュニティや地域コミュニティを模索する信頼資本財団に居ます。

育てば育つほど、お金でしか解決できない事象の比重が下がっていくコミュニティを目指し、同じ方を向く人たちと歩んで行ければと思う日々です。

 

*熊野アドバイザリーボードメンバーの紹介ページはこちら
→http://shinrai.or.jp/about/about-staff/

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